日本との時差は2時間程度、円安のこのご時世でも、あまり影響を受けていないオーストラリアドル。日本から行きやすい海外旅行地として近年注目を浴びているオーストラリア。
個人的にとてもお気に入りの場所でこの数年で3回行った私が、初めてのオーストラリア旅行でも安心して楽しめるよう、事前準備と持ち物について詳しくご紹介します。
出発前の準備(1週間前くらいにやることをおすすめ)
ビザ申請:
観光目的の場合、ETASというビザが必要です。オンラインで簡単に申請でき、通常は数日で承認されます。申請は出発の少なくとも1週間前に行うことをお勧めします。費用は約20オーストラリアドル(約1,500円)です。
ビザ取得の方法:
①App storeから下記アプリをダウンロード
AustralianETA

②
私は三日前に申請して無事入国はできました◎
旅行保険:
医療費が高額なオーストラリアでは、十分な補償のある海外旅行保険への加入が必須です。特に、医療費の補償額が高いプランを選びましょう。アクティビティを楽しむ予定なら、アウトドアスポーツやマリンスポーツもカバーされるプランがおすすめです。
ただし、クレジットカードで旅行費用を支払い、クレジットカードに海外旅行保険がついていれば特に追加で保険に入る必要は個人的にはないと思います。
予防接種:
特別な予防接種は必要ありませんが、一般的な予防接種(破傷風、B型肝炎など)が最新であることを確認しましょう。特に田舎や自然の多い地域に行く場合は、かかりつけ医に相談することをお勧めします。
気候の確認:
オーストラリアは日本と季節が逆です。12月〜2月は夏、6月〜8月は冬になります。また、北部の熱帯地域と南部の温帯地域では気候が大きく異なります。訪問時期と訪問地域に合わせた服装を準備しましょう。
私が直近行ったのは四月の頭でしたが、基本的に20度前後の気温で、長袖でちょうどいいくらいでした。夜になると冷え込みコートを着たりもしてました。(現地の方はセーターも着てました)
現地通貨:
少額のオーストラリアドル(AUD)を日本で両替しておくと便利です。空港での両替はレートが悪いことが多いので、日本で済ませておくと良いでしょう。主要クレジットカードは広く使えますが、小さな店舗や郊外では現金が必要な場合があります。
ただ、私が今回訪れたメルボルンでは正直キャッシュが必要な場面はありませんでした。換金するのであれば最低限50ドル分くらいあればいいと思います。
航空券と宿泊先:
オーストラリアは広大な国なので、移動に時間がかかります。効率的な旅程を計画し、事前に航空券と宿泊先を予約しておきましょう。特にハイシーズン(クリスマス、年末年始、オーストラリアの学校休みなど)は早めの予約が必要です。
eSIMの契約
私は今回Airaloで契約しました。。実際に訪れたのはメルボルンの7日間でしたが
購入したプランは30日間で3ギガを消費するプラン。(9USDだったので¥1,300くらい)
ギガ数はどんな旅行スタイルになるかで結構変わりますが私は今回観光を詰めすぎずチルなステイだったからか1.5ギガくらいしか使ってなかったですw

必携アイテム
パスポートとビザ:
パスポートの有効期限が滞在予定期間プラス6ヶ月以上あることを確認しましょう。また、ETASの承認メールを印刷しておくと安心です。
電源アダプター:
オーストラリアのコンセントはOタイプ(三つ又プラグ)で、電圧は230-240Vです。日本の電化製品を使用する場合は変換プラグが必須です。USB充電ポート付きのものだと便利です。
日焼け止め:
オゾン層の薄いオーストラリアでは、日本よりも紫外線が強いです。SPF50+のウォータープルーフタイプの日焼け止めを多めに持っていきましょう。2〜3時間ごとに塗り直すことをお勧めします。
虫除けスプレー:
特に自然の多い地域やトロピカルな北部では、DEETなどの成分を含む強力な虫除けスプレーが役立ちます。蚊やハエが多い地域では、長袖・長ズボンも有効です。
快適な歩きやすい靴:
観光地は広く、歩く距離も長くなりがちです。クッション性のある通気性の良い靴を選びましょう。自然公園やブッシュウォーキングをする場合は、軽登山靴があると便利です。
服装のアドバイス
オーストラリアはカジュアルな服装が一般的です。季節と訪問地域に応じた服装に加え、以下のものを用意しましょう:
- 軽量な防水ジャケット(急な雨に備えて)
- つばの広い帽子(強い日差し対策)
- 水着(ビーチやプールを楽しむため)
- 薄手の長袖シャツと長ズボン(日焼け防止、虫よけ、そして冷房対策)
- 重ね着できる服(昼夜の寒暖差対策)
- 軽量で速乾性のある衣類(手洗いして再利用できると便利)
- サングラス(UVカット機能付き)
安全面の注意点
オーストラリアは比較的安全な国ですが、以下の点に注意しましょう:
- 海水浴は必ず監視員のいるエリア(赤と黄色のフラッグの間)で泳ぎましょう。危険な海流(リップカレント)に注意が必要です。
- ブッシュウォーキングでは標識された道から外れないようにし、十分な水と軽食を持参しましょう。
- 野生動物には近づかず、餌を与えないようにしましょう。特にカンガルーは見た目より攻撃的なことがあります。
- 強い日差しによる熱中症や日焼けに注意し、こまめに水分補給をしましょう。
- 有毒な動物(クラゲ、ヘビ、クモなど)に注意しましょう。特に北部の海では刺胞動物(クラゲ)の季節に注意が必要です。
あると便利なもの
- 翻訳アプリ(基本的に英語ですが、日本語を話せる人は少ないです)
- 小さな応急処置キット(絆創膏、消毒薬、痛み止め、胃腸薬など)
- 折りたたみ傘や軽量なレインコート
- ポータブル充電器(長時間の観光や移動に備えて)
- 水筒(環境にやさしく経済的です)
- 軽量のデイパック(日帰り観光用)
- コンパクトタオル(ビーチや温泉用)
- 目覚まし時計(時差ボケ対策に)
- 常備薬(処方薬は英文の診断書を持参するとよいでしょう)
事前にしっかり準備をすれば、オーストラリアの美しい自然や豊かな文化を存分に楽しむことができます。広大な国土には多様な魅力が詰まっていますので、余裕を持ったスケジュールで、ゆっくりと各地の特色を味わってください。素晴らしい旅になりますように!