海外ドラマ好きなあなたに朗報です！実は人気海外ドラマや映画の多くが、ハリウッドや欧米だけでなく、リーズナブルに行けるタイでも撮影されているんです。今回は、タイで撮影された人気作品のロケ地と、そこでしか知り得ない舞台裏情報をご紹介します。
まず外せないのが、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『ザ・ビーチ』のロケ地、ピピ島です。映画では主人公たちが秘密の楽園を見つける場面で使われた「マヤベイ」は、一時は環境保護のため閉鎖されていましたが、2025年からは制限付きで再開。事前予約制で1日500人限定の入場となり、かつての美しい姿を取り戻しつつあります。ここでしか知られていない舞台裏情報として、実はディカプリオが撮影中、地元の環境保護団体と交流し、その後の彼の環境活動のきっかけになったと言われています。
Netflix人気シリーズ『エミリー、パリへ行く』の新シーズンでは、主人公エミリーがタイ・バンコクを訪れるエピソードが話題に。特にバンコクの高級ホテル「マンダリン・オリエンタル」のロビーや、チャオプラヤー川沿いのレストランが登場します。このホテルでは、ドラマのエピソードにちなんだ「エミリーズ・アフタヌーンティー」が期間限定で提供されており、ドラマファン必見のスポットとなっています。
アクションドラマ『24』の映画版では、バンコクの混沌としたカオサン通りやトゥクトゥク（三輪タクシー）でのカーチェイスシーンが印象的でした。現地ツアー会社「ムービーロケーションツアーズ」では、実際に撮影に使われたルートをトゥクトゥクで巡る特別ツアーを開催。ガイドは映画の制作秘話も詳しく解説してくれるので、ファンなら必見です。
『ハングオーバー2』は、バンコクでの珍道中を描いたコメディ映画。特にシーンステイタワーの屋上バー「スカイバー」や、チャイナタウンの路地裏は実際のロケ地そのままです。スカイバーでは、映画で出てきたカクテルメニューを実際に注文することもできますよ。
『グランド・ツアー』のタイ編では、プーケットからビルマ（ミャンマー）国境までの旅が描かれましたが、実は危険地帯を避けるため、一部のシーンはタイ北部のチェンライで撮影されたという裏話も。現地のツアー会社「アドベンチャーロード」では、実際にそのルートを4WDで走るツアーも開催されています。
HBO人気ドラマ『ホワイトロータス』のタイ編（これは架空ですが、実際にタイでのロケーションが噂されています）では、プーケットの超高級リゾート「アマンプリ」が使用されるとの情報も。このリゾートでは、ドラマの世界観を体験できる特別宿泊プランを準備中とか。
また、Netflixのサバイバルリアリティ番組『Too Hot to Handle』のあるシーズンは、タイのプライベートアイランドで撮影されました。このビーチリゾートは実は一般客も宿泊可能で、番組と同じビラに泊まれるプランもあります。ただし1泊10万円以上する超高級リゾートなので、特別な記念日に利用するのがおすすめです。
意外な舞台裏情報として、『ゲーム・オブ・スローンズ』でドタラキ族のシーンの一部が、実はタイ北部の砂漠地帯で撮影されていたことも。現地ガイドの中には、エキストラとして参加していた人もいるので、ツアー中に貴重な裏話が聞けるかもしれません。
海外ドラマや映画のロケ地を巡る旅は、単なる観光とは一味違った楽しみ方ができます。特に4〜5月のタイは比較的過ごしやすい気候で、観光のベストシーズン。あなたの好きなドラマの世界を実際に歩いてみませんか？
