5月のベトナムは、南部と北部で気候が異なり、食文化もバラエティ豊か。今回は、この時期のベトナム旅行で絶対に外せない現地グルメをご紹介します！ベトナム料理初心者の方も、これを参考に現地の味を堪能してください。
まず外せないのが、ベトナムの国民食「フォー」。特に朝食として現地の人々に愛されています。ハノイでは「フォー・ザ・チュエン」、ホーチミンでは「フォー・ホア・パスツール」がローカルに人気のお店。牛肉のフォー（フォー・ボー）が定番ですが、鶏肉バージョン（フォー・ガー）も絶品です。お店によってスープの味が異なるので、複数のお店を食べ比べるのも楽しいですよ。
次に挙げたいのは「バインミー」。フランスパンにパテやハム、野菜などを挟んだベトナム式サンドイッチで、朝食や軽食に最適。ホーチミンの「バインミー・フイン・ホア」では、パリパリのバゲットと絶妙なソースの組み合わせが絶品。一つ300円程度とリーズナブルなのも嬉しいポイントです。
暑い季節にぴったりなのが「ブン・チャー」。つけ麺のようにたれに麺をつけて食べる料理で、炭火で焼いた豚肉の香ばしさが特徴。ハノイの「ブン・チャー・フオン・リエン」は、オバマ前大統領も訪れた名店で、地元の人と観光客で常に賑わっています。
ベトナム中部の古都ホイアンでは「カオラウ」を試してみて。豚肉と独特の麺に香草をたっぷり加えた郷土料理で、ホイアン近郊の井戸水で作られる麺は他では味わえません。「モーニンググローリー・レストラン」では、伝統的な製法にこだわったカオラウが楽しめます。
ホーチミンでは「コムタム」がおすすめ。砕いた米から作られたお米と、様々なおかずを組み合わせた定食のような料理です。特に豚肉の炭火焼きとの組み合わせ「コムタム・スオン」は絶品。地元の人で賑わう「コムタム・スオン・ニャン」では、ローカルな雰囲気も楽しめます。
暑い日の夜に最高なのが「ビアホイ」。新鮮な地ビールをプラスチックの椅子に座って楽しむベトナム式ビアガーデン。ハノイの旧市街「ター・ヒエン通り」には多くのビアホイが並び、一杯30円程度で気軽に楽しめます。おつまみの「ネム・ラン」（揚げ春巻き）と合わせるのがローカルスタイルです。
甘いものが好きな方は「チェー」を。様々なフルーツや豆、ゼリーなどをミックスしたデザートスープで、暑い日の午後の休憩にぴったり。ホーチミンの「チェー・タイン・タム」では、季節のフルーツを使った色とりどりのチェーが楽しめます。
ベトナム中部の都市フエでは「ブン・ボー・フエ」を。牛肉のだしに唐辛子の辛さと南蛮の酸味が効いた麺料理で、フエ出身者は故郷の味として懐かしむ一品です。「フン・フン・レストラン」では、宮廷料理の流れを汲む本格的なブン・ボー・フエが楽しめます。
魚介が好きな方には「チャー・カー」がおすすめ。白身魚をターメリックとディルでマリネし、フライパンで香ばしく焼き上げた料理。ハノイの「チャー・カー・ラ・ヴォン」では、伝統的な製法で作られる本格派が楽しめます。
ベトナム風お好み焼き「バインセオ」も忘れてはいけません。米粉のクレープの中にエビやモヤシを入れて焼いた料理で、南部と中部で作り方が異なります。ホーチミンの「バインセオ・46A」では、外はカリカリ、中はジューシーな絶品バインセオが味わえます。
暑い日には「シントー」がおすすめ。新鮮なライムと塩、砂糖を使ったさっぱりとした塩レモンソーダで、どのストリートフードの店でも注文できます。
ベトナム南部の「フー・ティウ・ナム・ヴァン」も試す価値アリ。中国とカンボジアの影響を受けた米麺のスープで、多彩な具材と香草が調和した一杯です。
意外と知られていないのが「ボー・ラ・ロット」。牛肉をビンロウの葉で巻いて炭火で焼いた料理で、ビールとの相性抜群。ホーチミンの「3T」というローカル店がおすすめです。
デザート系では「バインフラン」も外せません。フランスのカスタードプリンの影響を受けたスイーツでRetry
